Ubuntu 12.04LTS on dynabook AZにautokey-gtkインスコしてみた
Ubuntu 12.04LTS on dynabook AZにautokey-gtkインスコしてみた。
autokey-gtkとは、Macで言うTextExpander、TypeIt4Meみたいなもの。
$ sudo aptitude install autokey-gtk
これが非常に使える。
単純な省略形の展開をするだけでなく、Pythonスクリプトを実行することもできる。
「keyboard.send_keys("abc")」だと、カーソル位置に「abc」が挿入されるといった具合だ。
カーソルを動かしたり、ファンクションキーを押したり、ウインドウのタイトルを取得したりといったこともできる。
Package lib :: Module scripting
TextExpanderみたいな展開後のカーソル制御マクロが無かったのでそれをスクリプトで書いてみた。
# クリップボードからテキストを取得 url = clipboard.get_clipboard() # クリップボードにURLがあったと仮定。リンクタグを組み立て phrase = "<a href=\"" + url + "\" target=\"_blank\">%|</a>" # カーソル移動位置を示すマクロ (TextExpander互換) cursor_position = "%|" # カーソル移動位置指定マクロを削除してカーソル位置に挿入 keyboard.send_keys(phrase.replace(cursor_position, "")) # カーソル移動位置指定マクロの部分で分割 arr = phrase.split(cursor_position) # マクロの後ろの文字数がカーソル移動量なので、その分カーソル左を押す if len(arr) == 2: for i in range(len(arr[1])): keyboard.send_keys("<left>")
短縮形は;ahrefにしてあって、Gtkを使ったアプリケーションだったら何でも、;ahrefとタイプするやいなや上記のような展開がなされる。
俄然dynabook AZの実用性が高まってきた感じ。
ただ、動いているうちはいいんだけど、エラーが出て動いてない場合のエラーログはどっかに出ているのかな?
それがどうにもやりづらい。
本家ブログ関連エントリ: dynabook AZにUbuntu 11.10 Daily Buildをインストールしたらいい感じだった件